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開催終了
《全4回》【東京都立大学】現代フランス文学入門

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活動日程
- 2025年9月6日13:00〜14:30
- 応募締切
- 2025年8月27日
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活動場所
- 千代田区 東京都立大学 飯田橋キャンパス
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募集人数
- 15人
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参加費
- あり
- 10,100円
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東京ポイント
- 対象外
- 備考
- ※お申し込みはイベント詳細のURLよりお願いいたします。全4回の講座です。日程:第1回2025/09/06(土)、第2回2025/09/13(土)、第3回2025/09/20(土) 、第4回2025/09/27(土)
イベント詳細
■講座名 現代フランス文学入門 ミシェル・ウエルベック『闘争領域の拡大』を読む
■開催日時2025/09/06~2025/09/27(土)13:00~14:30(全4回)
■講座内容
今日の日本において、「弱者男性」という言葉が目につくようになりました。この造語は「性的に、経済的に」不遇な男性を指すようです。1994年に発表されたミシェル・ウエルベックの第一小説『闘争領域の拡大』は、まさにこの問題に焦点を当てている様に思われます。主人公の同僚であるティスランは、容姿に恵まれず、金持ちでもなく、しかし愛されることを渇望している人物として活写されているからです。ウエルベックの小説を語る際の常套句に「社会批評的」という言葉が挙げられますが、本小説はたしかにその側面が強く、今日の日本の現状を鑑みる上で重要な視点を与えてくれるでしょう。本講座では、さらに同小説の野心を探究することを目的とします。
テクストは日本語訳の文庫版を使用します。授業では、この日本語訳にもとづいて、講師がレジュメ資料を準備します。各自で購入して持参してもかまいません。
【使用書籍】 『闘争領域の拡大』(河出文庫)
【参考書籍】 『ウエルベック発言集』(白水社)
■開催日時2025/09/06~2025/09/27(土)13:00~14:30(全4回)
■講座内容
今日の日本において、「弱者男性」という言葉が目につくようになりました。この造語は「性的に、経済的に」不遇な男性を指すようです。1994年に発表されたミシェル・ウエルベックの第一小説『闘争領域の拡大』は、まさにこの問題に焦点を当てている様に思われます。主人公の同僚であるティスランは、容姿に恵まれず、金持ちでもなく、しかし愛されることを渇望している人物として活写されているからです。ウエルベックの小説を語る際の常套句に「社会批評的」という言葉が挙げられますが、本小説はたしかにその側面が強く、今日の日本の現状を鑑みる上で重要な視点を与えてくれるでしょう。本講座では、さらに同小説の野心を探究することを目的とします。
テクストは日本語訳の文庫版を使用します。授業では、この日本語訳にもとづいて、講師がレジュメ資料を準備します。各自で購入して持参してもかまいません。
【使用書籍】 『闘争領域の拡大』(河出文庫)
【参考書籍】 『ウエルベック発言集』(白水社)